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セレナC26の狙い目。100万円均一なら「素のガソリン車」を選んでください
いま僕が乗っているのが、C26のセレナです。2012年式・走行32,882kmを、乗り出し88万6,700円で買いました。12年落ちなのに3万km台という、なかなかの掘り出し物でしたね。
C26は70系ヴォクシーと並んで、100万円均一の棚では定番です。ただしこの車、グレード選びを間違えると維持費で泣きます。逆に言えば、そこさえ押さえておけば手堅い一台になります。
狙い目は、意外にも「素のガソリン車」
C26でいちばん注意したいのが、発電まわりです。
S-HYBRID(アイドリングストップ機構つき)は、スタータージェネレーターの故障報告が多いんです。修理代が10万〜20万円に達することもあります。 「ハイブリッドだから経済的で安心」というイメージで選ぶと、ここで痛い目を見ますよ。
一方、S-HYBRIDを積んでいない素のガソリン車なら、発電機が壊れても安価なリビルト部品で対応できます。修理のリスクも費用も、ぐっと下がる。
僕のセレナもガソリンのFC26で、この高額修理リスクを最初から避けられる型を選んでいます。カタログ燃費だけ見れば見劣りしますが、「壊れたときに安く直せる」ことの価値は、足車ではそれを上回るはずです。
これは100万円均一の考え方とも噛み合っています。入口が安くて、出口(修理)も安い。 その掛け算で、1kmあたりのコストが低く保たれるわけです。
前期と後期、どちらを取るか
C26は前期と後期で、同程度のグレード・走行なら相場が20〜30万円ほど違います。後期にはエマージェンシーブレーキやLDW(車線逸脱警報)といった安全装備が追加されているのが、いちばん大きな差でしょう。
乗り出し110万円の枠で組むなら、選択肢は2つあります。
安全装備を優先して後期の過走行を安く取るか、予算内で前期の素グレード・低走行を拾うか。子どもを乗せる車として先進安全装備を重く見るなら、後期。維持費と故障リスクの低さを取るなら、前期の素グレードです。
買う前に見ておきたい、C26の弱点
| 弱点 | 見ておきたいこと |
|---|---|
| スタータージェネレーター(S-HYBRID車) | 高額修理の温床。そもそも素グレードを選ぶのが最大の対策 |
| オルタネーター(発電機) | 発電不良・警告灯。素グレードならリビルトで安く対応できる |
| CVT | 変速ショック、スチールベルトの劣化。試走で変速の滑らかさを確認 |
| エアコン | ガス漏れ・コンプレッサー不調。夏場は特に効きを確認 |
| ラジエーターファン系統 | 冷却系のトラブル。水温計の挙動を見る |
C26の面白いところは、最大のリスクを現車確認の前に回避できる点です。グレードを選んだ時点で、いちばん高くつく故障の芽を摘めてしまう。棚に行く前に勝負がついている、とも言えますね。
どこの棚で買ったか
このセレナは、街の整備工場の社長と組んで、業者オークションで落としました。8台の候補から1台を選んで落札しています。
出品票には状態の補記が付くので、タイヤの残量まで画像で確認できました。一般の消費者がアクセスしにくい、もうひとつの棚とも言えます。この買い方については、別記事で詳しく書きますね。
まとめ
広くて使いやすくて、相場もこなれている。C26は足車として優秀です。ただし勝負の大半は、現車を見る前のグレード選びで決まっています。
素のガソリン車を軸に、前期と後期を予算と装備で天秤にかける。あとは同じ条件の個体を数で見比べて、残耐用を見立てるだけ。棚の見方さえ分かっていれば、12年落ちで3万km台のような個体にも、ちゃんと出会えます。