車種別
12年落ちセレナの維持費、25か月で約96万円。全内訳の記録
12年落ちで買った中古のセレナは、2年と1か月で960,621円を持っていった。
走った距離は24,410km。割ると1kmあたり39.4円になる。月にならせば約38,400円。取得費は入っていない。持っているだけで、走らせるだけで出ていった金額だ。
数字はすべて、家計簿アプリの明細と紙の伝票から拾った。推定も相場も混ぜていない。よく見る「維持費は年間40万円ほど」の目安ではなく、一台ぶんの記録になる。
車は日産セレナC26ハイウェイスター、2012年6月初度登録の2WD。2024年7月に乗り出し886,700円で買った。リア側に修復歴がある。買った経緯は別の記事に書いた。
960,621円の内訳

| 費目 | 2年1か月の合計 | 月あたり |
|---|---|---|
| 燃料 | 501,685円 | 20,067円 |
| 税金 | 130,500円 | 5,220円 |
| 保険 | 123,790円 | 4,952円 |
| 車検 | 93,750円 | 3,750円 |
| 整備 | 76,312円 | 3,052円 |
| 用品 | 27,190円 | 1,088円 |
| 消耗品 | 7,394円 | 296円 |
| 合計 | 960,621円 | 38,425円 |
期間は2024年7月30日の登録から2026年8月13日まで、およそ25か月。
半分を超える52%が燃料だった。税金・保険・車検を足した36%は、走っても走らなくても出ていく。維持費の正体は、税でも保険でもなく、ガソリンスタンドへの支払いということになる。
燃料が半分を占める理由
2年で約50万円。走行は年におよそ11,700kmのペースになる。
前の持ち主は12年で32,882km、年に2,700kmほどしか走っていない。その4倍を超える使い方をした。
送迎、買い出し、帰省、行楽。ミニバンは家族の生活半径そのもので、燃料費はその広さに比例する。
燃費の良し悪しは書かない。満タン法の記録がなく、計算できないからだ。
税金と保険は、古さと手間で動く
税金は130,500円。自動車税が2025年度に39,500円、2026年度に45,400円。残りは2025年6月の車検で納めた重量税45,600円になる。
自動車税が1年で5,900円上がっている。初度登録から13年を超えた車には割増がかかるためで、この車は2025年6月にその年数を超えた。重量税も標準の32,800円ではなく45,600円だった。
古い車は税金で損をする、とよく言われる。その実額がこれだ。損かどうかの勘定は、ここではしない。
保険は123,790円。任意保険と自賠責に、乗り換えのときの返戻まで含めた額になる。2025年1月に67,490円だった任意保険は、翌年の更新で会社を替えて35,790円になった。
自動車保険を乗り換えたら年31,700円下がった。67,490円→35,790円の全記録
整備で大きかったのはバッテリーだけ
日常の整備は76,312円。走行距離の記録と並べる。
- 48,407km(2025年10月):バッテリー交換 35,500円
- 51,685km(2026年2月):オイル交換 9,290円
- 52,916km(2026年3月):リコール対応 無償
- 2026年4月:エアコンフィルター交換 5,350円
- 2026年5月:後席中央のシートベルトのバックル交換 12,672円
- 57,292km(2026年8月):オイル交換とタイヤローテーション 13,500円
12年落ちと聞けば、故障続きを想像する。実際には、まとまった出費はバッテリーの35,500円だけだった。残りはオイルとフィルター、シートベルトのバックルの交換で済んでいる。
用品の27,190円は、サンシェードや洗車用品、充電器など。消耗品の7,394円は、8月のオートバックスで整備と同じ日に払った分だ。

月ごとに見ると、ふだんの月は燃料の2万円前後で終わる。税金・保険・車検が来る月だけ跳ねる。2025年6月は車検の支払いが重なり、18万円を超えた。怖いのは毎月ではなく、その山の月のほうだ。
車検157,000円のうち、動かせるのは9万円
2025年6月9日、走行43,740kmで車検を受けた。請求は157,000円。
内訳表の「車検」93,750円と合わないのは、数え方の都合による。重量税45,600円を税金に、自賠責17,650円を保険に分けて数えた。

| 区分 | 金額 | 店で変わるか |
|---|---|---|
| 自動車重量税 | 45,600円 | 変わらない |
| 自賠責保険(24か月) | 17,650円 | 変わらない |
| 印紙代 | 2,300円 | 変わらない |
| 手続・検査・代行 | 23,760円 | 変わる |
| 点検・整備 | 67,690円 | 変わる |
| 合計 | 157,000円 |
上の3行、65,550円はどこに出しても同じ額になる。全体の42%は、店選びと関係がない。差がつくのは下の2行、91,450円のほうだ。
このときは1社の見積もりだけで決めた。比べていない。
次の車検は2027年6月。今度はディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店の3つから見積もりを取って並べる。法定費用が同じなら、比べる意味があるのは残りの9万円だけだ。見積もりの取り寄せには、車検の比較・予約サイトの楽天Car車検を使うつもりでいる。載っていない店には、直接頼む。
まとめ:維持費は、走った距離の値段
取得費の886,700円を足すと、2年1か月の総額は1,847,321円。1kmあたり75.7円になる。燃料を除いたランニングだけなら18.8円。
高速・有料道路代は、移動の費用としてこの計算から外した。

前の持ち主が12年かけて32,882km。そのあとの2年で24,410km。960,621円は、送迎の朝と帰省の渋滞に換わった。
維持費は、家族が動いた距離の値段だった。
撤退ライン。伊豆で「ガーガー」鳴り出した日に、僕が見積もりを取らなかった理由
データについて
本記事の金額と距離は、家計簿アプリの明細から本車両の行を抜き出したもの。注文書・請求明細・メンテナンスノート・車検証・オークション出品票と突き合わせてある。推定や概算は含まない。
期間は正確には24か月と14日。月あたりの額と年あたりの距離は、25か月で割って出した。
高速・有料道路代と駐車場代は入れていない。JAFとETCカードの年会費(2年で9,100円)も、この合計の外にある。警察署に払った車庫証明の手数料2,600円も入れていない。
リア側に修復歴がある個体だが、2年・24,410kmの時点で、修復歴が原因と分かった不具合はない。2026年5月に後席中央のシートベルトのバックルを交換したが、原因は子どもがおもちゃや菓子を詰め込んだことで、修復とは別の話になる。
2024年8月から10月中旬までは給油の記録が1件しかなく、別の手段で払った分があれば、燃料は実際より少なく出ている。
用品のうち9,220円(2024年9月の振込)は、何の支払いだったか分からなくなっている。合計には入れたままにした。
主な数値の出典
| 数値 | 一次資料 |
|---|---|
| 乗り出し886,700円 | 注文書(2024年7月) |
| 購入時の走行32,882km・修復歴 | オークション出品票 |
| 車検157,000円の分解 | 請求明細書(2025年6月9日) |
| 走行距離の各点 | メンテナンスノート・特定整備記録簿・車検証記録事項 |
| 燃料・保険・税ほか | 家計簿アプリ明細 |